僕の精通は自慰や夢精ではなく、他人の手によって導かれたものでした。
中1の時、クラスにK子という女の子がいたのですが、僕は彼女とよく猥談をしていました。

猥談といっても中学生のするものだから「Aがキスで。Bはペッティングで」という程度のものです。
ところが、3学期になると内容がエスカレートし、K子に未使用の生理ナプキンや両親の寝室からくすねてきたコンドームを見せてもらったり、僕が勃起した時にK子にはズボンの上からおちんちんを触らせたりするようになりました。

ある日、掃除の最中におちんちんを勃起させてしまった僕は、床を掃いていたK子にさりげなく股間を押しつけました。
K子もジャージの上(掃除の時は男女ともジャージに着替えていた)からおちんちんを撫で、いつもならそこで意味ありげな笑みを交わして終わるはずでした。


ところが、その時は2人で目をあわせると、どちらが誘うともなく教室のベランダに出てしまいました。
当時は隣に物置として使われていた空き教室があり、廊下側の扉は施錠されていたものの、ベランダ側の鍵が壊れた窓から出入りできるようになっていました。

K子と僕はその空き教室に忍び込んだのです。
窓には暗幕がかかり、ベランダから中を伺うことはできません。
僕は机の上に座ると、はいていたジャージと短パン、そしてパンツを一緒に下ろしました。

僕のおちんちんは精一杯に勃起して、痛いくらいでした。K子はそんなおちんちんをそっと握ると、硬さを確かめるように優しくニギニギしていましたが、僕が
「やめてって言ったら止めてね」
と言うと、親指、人差し指、中指の3本でおちんちんをつまみ、ぎこちなく上下させはじめました。

最初は「自分で触るのとはずいぶん違うな」と思っていましたが、すぐにおちんちんがヒクつきはじめました。
僕は慌てて「やめてッ」と言いましたが、K子は指の動きを速めて、信じられないことを言いました。
「出しちゃえ、出しちゃえ」。

まるで、それが合図だったかのように射精がはじまりました。
亀頭が膨らみ、その中を何か熱いものが通っていきます。
僕は「フンッ、フゥンン…」と鼻にかかった声を出しながら、精液がおちんちんから噴水のように噴き出るのを見ました。

射精が終わると、K子は僕に「気持ちよかった?」と聞き、僕は羞恥と敗北感を感じながら頷いて、その後もう1回K子に出してもらいました。

それから3学期が終わるまでの間、僕は毎日のようにその教室でK子に射精に導かれました。
K子はそれを「ミルク搾り」と呼び、互いに、
「ミルク出せる?」
「そろそろミルク搾ってよ」
と言って誘いあっていました。

今から思えば、なぜ「ミルク搾り」が他の性行為に発展しなかったのか疑問ですが、それは僕とK子の間に恋愛感情のようなものがなく、ときどき猥談をしてエッチな好奇心を満たすだけの仲だったからだろうと思います。

春になり、クラスが別々になってからはK子とも疎遠になり、「ミルク搾り」をすることもなくなりました。

ただ、その時の射精体験が僕自身に強く影響していることは確かで、今でも時々「ミルク搾り」のことを思い出してオナニーしています。
彼女が囁くように言った「出しちゃえ、出しちゃえ」という声を聞きながら…。

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